カリキュラム
3つのベーシック科目(オンライン授業)と、一歩踏み込んだアドバンスト科目(オンライン授業&集合研修) で構成異文化コミュニケーション(CCM)講座 | ドキュメンテーション講座 | 品質講座 |
コーディネーター養成講座

異文化コミュニケーション
■概要
基礎理論からフレームワークを問題解決プロセスに適用する際の注意点を学習します。
異文化の波に飲み込まれて苦労するオフショア開発初心者とその上司を対象に、これまで経験則でしか語られてこなかった「文化の壁」を克服する方法や異文化コミュニケーションに関する問題解決フレームワークを紹介します。
実践ケースでは、組織行動の基本概念を踏まえて、オフショア開発の問題解決を論じます。その一方で、オフショア開発メンバーを悩ませる品質・コスト・スケジュールに関する各種問題の一部は、必ずしも国民文化の壁ではなく、企業文化や世代間格差によって引き起こされる事実を確認します。
| Week | テーマ | 教 材 | 内 容 |
|---|---|---|---|
| 1週目 | 文化の壁、 |
オフショア プロジェクト マネジメント 【SE編】、 オリジナル テキスト |
コンテクストとコンテンツ(高コンテクスト文化)、外国人と日本人の「信頼関係」の意味の違い、日本人の身内環境と外部環境の特殊性などのキーワードを学んで、オフショア開発への影響を分析します。 |
| 2週目 | オフショア
開発に 影響する 文化次元 |
Hofstedeの文化次元(権力の格差、個人主義か集団主義か、不確実回避傾向の違い、時間軸の違い、モーレツ度合いの違い)を学んで、異文化ビジネスにおけるマネジメントを検討します。 | |
| 3週目 | 宗教や 産業構造が オフショア 開発に 与える影響 |
日本古来の宗教的概念である穢れ/禊ぎ/御霊信仰(怨霊)/言霊(ことだま)などが日本の品質意識やリスク管理に与える影響を学びます。なぜ、日本人は「過剰品質」と揶揄されるのか、なぜ日本企業で機能するOJTが海外オフショア拠点で通用しないかなどを合理的に説明できるようになります。 | |
| 4週目 | 総合演習 |
オフショア プロジェクト マネジメント 【SE編】、 オリジナル テキスト、 事例研究 |
これまで学んできたオフショア開発プロジェクトチームの異文化適応を阻害する要因を活用して、総合演習を行ないます。最後はレポート課題を提出します。 |
ドキュメント講座
■概要
外国人技術者向けの設計書の作成法、外国人ブリッジSEへの指示伝達の留意点を学習します。
「書いていなくても専門家として気が付くべき」という日本的商慣習は通じないことを前提とした、文書作成の技法を実践的に学習します。文章が中心の要件定義書や日々のメール・Q&A連絡における留意点、図面を多用する設計書における留意点を、それぞれケース演習を通して学びます。
さらに、オフショア開発で頻繁に遭遇するケースを題材に、状況を論理的に構造化して、問題を漏れなくダブりなく分類して因果関係を捉える技法を学びます。この訓練によって、オフショア開発の問題解決を妨げる思い込みや先入観を排除するために欠かせない論理的思考力を養います。
| Week | テーマ | 教 材 | 内 容 |
|---|---|---|---|
| 1週目 | 論理思考 |
オフショア プロジェクト マネジメント 【SE編】、 オリジナル テキスト |
全てのコミュニケーションの基礎となる論理思考を一通り解説します。状況を論理的に構造化して、問題を漏れなくダブりなく分類して因果関係を捉える技法に加え、実践で役立つ論理フレークワークを複数紹介します。 |
| 2週目 | 外国人に伝わる 低コンテクストな 文章術 |
日本人にありがちな仕様書作成にまつわる問題点を整理して、すぐに実践適用できる9つの文章術を学びます。 1)カタカナ禁止 、2)一文一意、3)主語を明記する、4) 否定文を肯定文に変える、 5) 同形異義語に注意する、6) ローマ字やピンインを禁止する、 7)「 以上・以下」「未満」を禁止する、8) 文を自動英訳して確認する、9)下手な図表を避けて全て箇条書き |
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| 3週目 | 外国人に伝わる 文書全体の構造 |
対象範囲を文書全体に広げて、外国人技術者にも伝わる文書作成技法を解説します。「全ての要求を網羅する」「仕様変更を許さない」といった机上の空論でお茶を濁さず、あくまでも実践的かつ現実的な解決策を論じます。 | |
| 4週目 | 総合演習 |
オフショア |
オフショア開発プロジェクトでは互いに顔が見えにくい分散環境下の協同作業を強いられる実態を踏まえて、公式な文書コミュニケーションだけではなく、非公式の会話やメール・メモ・補足資料作成の場面を想定して、総合演習を行ないます。最後はレポート課題を提出します。 |
品質講座
■概要
オフショア開発プロジェクト実務者の視点から、設計レビューとソフトウェアテストの実施および支援活動の留意点を学びます。
オフショア開発プロジェクトにおける品質保証の4つの課題:
(1)分散開発ならではの課題
(2)文化的相違を克服する課題
(3)オフショア委託先の経験不足を補う課題
(4)日本企業の成熟度の課題
をそれぞれ分析します。
世界でも卓越した水準を誇る“日本品質”を支えるソフトウェア品質保証の基本原則は“品質の作り込み”の特徴と人海戦術を得意とするオフショア勢の特徴を比較検討した後は、分散チームだからこそ注意すべきソフトウェアテストの監視、受け入れテストの実施、並びに評価分析について学びます。
| Week | テーマ | 教 材 | 内 容 |
|---|---|---|---|
| 1週目 | 品質意識と 国民文化 |
オフショア プロジェクト マネジメント 【SE編】、 オリジナル テキスト |
品質意識や“擦り合わせ”といった日本的な商慣習がオフショア開発プロジェクトに与える影響を分析します。 |
| 2週目 | 品質定量評価 |
日本のお家芸ともいえる“品質の作り込み”の仕組みを解説して、中国などオフショア委託先が苦手とする品質定量評価の仕掛けを学びます。 | |
| 3週目 | レビュー支援 |
文化的相違による感覚の違いに留意しながら、オフショア委託先で実施される設計レビューを監督支援するプロセスを学びます。 | |
| 4週目 | 総合演習 |
オリジナル |
これまで学んできたソフトウェアテスト委託の留意点と受け入れテストの技法、および持続的改善につながる評価分析の心構えを再確認しながら、総合演習を行ないます。最後はレポート課題を提出します。 |
「オフショア開発コーディネータ講座」カリキュラム
| Week | テーマ | 教 材 | 内 容 |
|---|---|---|---|
| 1週目 | グローバル |
オフショア |
マクロ視点からグローバルソーシング戦略の本質と課題に切り込みます。ものづくりを育んだ日本型産業モデルとグローバルソーシング戦略の不適合を分析して、グローバルソーシング戦略が機能するための前提条件を整理します。 |
| 2週目 | オフショア開発 |
オフショア開発プロフェッショナル要件の中核をなすコンピテンシーを導入します。コンピテンシーの定義を繰り返し卓越した業績をあげる従業員に共通する能力とした上で、未来投資成果をアセスメントする本来の使い方を学びます。 |
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| 3週目 | 企業内 |
組織行動学(Organizational Behavior)や心理学の基礎理論を用いて、異文化コミュニケーションの基本理論を俯瞰的に見渡します。これまで経験則でしか語られてこなかった日本的な商慣習、―例えば“あうんの呼吸”―の仕組みを合理的に説明できることを目指します。その知識を活かして、オフショア抵抗勢力が生まれる環境分析を踏まえて、オフショア利害関係者を動機づける新しい施策の適用を論じます。 |
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| 4週目 | 総合演習 |
オリジナル |
これまで学んできた知識を活かして、総合演習を行ないます。最後はレポート課題を提出します。 |


