オフショア大學セミナー

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若手ITエンジニアが引き起こすオフショア開発のボトルネックとは?

オフショア開発では、これまでの「日本語で」「日本人だけで」「膝を突き合わせて」進めてきたプロジェクトとは全く違う課題に直面します。特に、これまで全工程「設計―コーディング―テスト」を自分で担当してきた若手ITエンジニアは、オフショア開発プロジェクトに投入された途端、全く異なる価値観に驚くでしょう。
ITエンジニアが担う「設計」「コーディング」「文書作り」「コミュニケーション」の四要素のうち、オフショア開発の阻害要因となりやすいのが「文書作り」と「コミュニケーション」の二要素です。例えば、海外オフショア側とのQ&A連絡において、プロジェクト全体進行のボトルネックとなりやすいのが、日本側窓口の作業遅延です。その原因として、「文書作り」と「コミュニケーション」の二要素が深く関わっていることは明白です。日本都合によるQ&A対応遅延が多発すると、海外オフショア側では大勢のエンジニアが待機状態に陥り、しまいには人海戦術が破綻する恐れがあります。日本側窓口のQ&A対応遅延は、まさに「ボトルネック」といえます。

 → 管理者/組織横断スタッフ向け【オフショアPMO講座】
 → PM/リーダー向け【ベトナム編】講座

オフショア大學セミナー

オフショア開発 次世代リーダー養成塾とは?

「オフショア開発次世代リーダー養成塾」は、若手ITエンジニアを対象に、「文書作り」と「コミュニケーション」の二要素を重点的に強化するプログラムです。特に、突然、オフショア開発プロジェクトに投入されて、訳も分からぬうちに海外オフショア窓口業務に忙殺される若手ITエンジニアの受講を歓迎します。

本講座では、会社都合でオフショア開発に投入されて、無理やり「コーディングを卒業させられた」エンジニアが緊急に身に着けるべきスキルが、わかりやすく噛み砕いて伝授されます。

さらに、外国人と日本語でコミュニケーションする際に必要な特有なスキルも加えて体系的に学習できます。本講座を活用いただき、技術一辺倒だった若手社員がオフショア開発プロジェクトの成功に貢献する“次世代リーダー”に成長することを願います。

オフショア開発 次世代リーダー養成塾 ― 研修概要

 日時:<全6回コース>
     一日目:2015年10月20日(火) 10:00-17:00
     二日目:2015年11月17日(火) 10:00-17:00
     三日目:2015年12月15日(火) 10:00-17:00
     四日目:2016年 1月13日(水) 10:00-17:00
     五日目:2016年 2月10日(水) 10:00-17:00
     六日目:2016年 3月 8日(火) 10:00-17:00
 場所:オフショア大學 新横浜セミナールーム(予定)
 主催:オフショア大學(運営 アイコーチ株式会社)

 参加費
 ・一般参加(全6回)  (¥259,200/名)
 ・オフショア開発実践セミナー受講者からの社内紹介 (¥194,400/名)
 ・日経BP主催のオフショア講座受講者からの社内紹介 (¥194,400/名)

 ※消費税込・資料代込、受講料は受講開始前日までにお振り込み。
 ※経理都合による受講後のお振り込みにも対応します。お申し込みフォームでご指定ください。

講師プロフィール


  

オフショア大學 代表 幸地司

2003年、業界に先駆けオフショア開発に特化した研修コンサルティング会社=アイコーチ株式会社を設立。その後、オフショア大學”のブランド名で日本国内だけではなく中国・ベトナム・フィリピンの現場に入り込み活躍。実践的でわかりやすい事例研究が高い評価を得る。沖縄生まれ。九州大学大学院修了。

主な著書
 ・オフショア開発に失敗する方法(ソフト・リサーチ・センター)
 ・オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】【PM編】(技術評論社)、など。

オフショア大學教科書 オフショア大學教科書 オフショア大學教科書 書籍『SEの「品質」力』技術評論社

プログラム


 一日目


  次世代リーダーのためのオフショア開発入門


 10月20日(火)  

  ・オフショアリング最新動向分析
  ・品質および生産性の実態
  ・オフショア開発の本質的な課題

中国に限定せず、アジア・オフショアの主要5カ国(ベトナム、インド、ミャンマー、フィリピン、中国)の最新事情を幅広く解説。現地のIT人材/ベンダーとつきあっていく上で、最低限知っておくべき商慣習や文化・風習を紹介します。それを理解した後、プロジェクト事例を元に、アジア・オフショアで成功するパターンと失敗するパターン、その根底にある日本のIT人材/ITベンダーの課題を解説します。

日経BP主催「アジア5カ国オフショア講座」(2015年3月実施)の内容を、若手ITエンジニア向けに“分かりやすく”再構成しました。



 二日目


  自動翻訳しやすく外国人に伝わりやすい日本語作成技法


 11月17日(火)  

  ・自動翻訳しやすく外国人に伝わりやすい日本語とは
  ・情報を過不足なく伝える短い文章術
  ・第三者でも簡単に全体概要を把握できる文書作成技法
  ・オフショア開発の場面別、文章力を鍛える演習
  ・中学英語レベルでついていける Global English に基づく「英語的発想」の文章術

ITエンジニアに向けて、自動翻訳しやすく外国人に伝わりやすい日本語文章を書くための実践的技法を紹介します。さらに、行間が読めず、本音で会話しづらい外国人SEと心を通わせ、叱咤激励など微妙なニュアンスを醸し出せるようなビジネス文章術を分かりやすく解説します。たとえ、間接的な表現で書かれた文章であっても、当然ながら全て「自動翻訳されやすい」「外国人に伝わりやすい」ことが大前提です。



 三日目


  言葉や文化の違いを超える異文化コミュニケーションの原則と技法


 12月15日(火)  


  ・異文化コミュニケーションの枠組み
  ・作業遅延や品質劣化が発生する状況を「見える化」する演習
  ・国別の異文化理解 中国/ベトナム/インド/ミャンマー/フィリピン/その他
  

異文化コミュニケーションの状態を「見える化」し、作業遅延や品質劣化が発生する状況をいち早く発見する方法を学びます。 特に「なぜ、オフショア開発では同じ問題が繰り返し発生するのか?」に着目します。この講座は、一部の特別なグローバル人材だけではなく、日本国内で働く全てのITエンジニアに要求されるコミュニケーション能力の向上に役立ちます。



 四日目


  異文化&分散環境における問題発見と定量分析


 1月13日(水)  

  ・曖昧さの発見
  ・論理思考による状況の構造化
  ・状況を「見える化」するための図解ライティング技法
  ・定量データと定性データを扱う技法

問題解決力やPDCAをまわす仮説検証に必要な論理とデータ分析を扱う技法を習得します。オフショア開発で起こりやすい品質問題の分類と発生原因の追究に役立つ分析技法を学びます。さらに、上司やプロジェクトマネージャー対して、効果的に現場の状況をホウレンソウする技法を、事例演習を通して習得します。



 五日目


  上司や外国人パートナーを動かす提案とプレゼンテーション


 2月10日(水)  

  ・伝わる提案書・スライドづくり
  ・プレゼンテーションと質疑応答
  ・相手を説得し行動を促す交渉術

言葉や文化の壁を超えて相手に価値をもたらす提案力とプレゼンテーション技法を習得します。自分の企画やアイデアを説明したい、オフショア側に規約・ガイドラインを守らせたい、利害関係者の理解を求めて行動を起こさせたい、そのための提案書・スライドを改めて見なおしてよりよく改善したい、などの要望に応えます。



 六日目


  グローバル環境におけるステークホルダー対応


 3月 8日(火)  

  ・ステークホルダーマネジメント
  ・マーケティング古典理論の解説
  ・ケーススタディー題材を用いた討論と演習

オフショア開発で円滑に仕事を進めるには、データに基づく論理の積み重ねも重要ですが、それに加えて、市場環境や顧客心理を分析して効果的に人や組織を動かす要素も欠かせません。そこで、ITエンジニアが知っておくべき最低限のステークホルダーマネジメントやマーケティングに絞って、基本知識と活用事例を学びます。マーケティングが考慮されないステークホルダー対応は、相手にとって、いわば教科書の棒読みのようなつまらない内容であり、まず相手にされることはないでしょう。本講座は、普段接することの少ない目上の外国人キーパーソンと対話でも大いに役立ちます。



プログラム内容の変更

当日のプログラム内容は、上記記載された内容と若干異なる可能性があります。なぜなら、常に最新の情報や知見が盛り込まれるよう、担当講師が当日ぎりぎりまで創意工夫を続けているからです。どうぞご了承ください。

キャンセルポリシー

オフショア大學の各種イベントでは、講座当日でもキャンセルを100%受け付けます。代金を支払い済みであっても、振込手数料を除いた代金全額を返済します。理由は一切問いません。

過去の受講者の声

 ・言葉や文化の違いについて、たくさんの事例がすぐに役立ちます。
  プロジェクト体制の視点や解決アプローチが参考になりました。

 ・中国人SEは、相手の面子を「潰したくない」と思っていることに驚きました。
  これまで、中国人は、自分の体面を守るものばかりと思っていました。
  次回から、このような視点から、中国側の言動を観察してみようと思います。

 ・海外出張の際、仕様説明より「背景説明」が重要だとは気づきませんでした。
  背景説明により、意欲的に仕様検討が進められそうです。
  次はオフショア先を巻き込んで、講座で学んだ各課題を共有したいと思います。

 ・オフショア先のメンバーがどのような背景を持っていて、どのような考え方をするのか理解できました。
  これからは、先方の立場に応じた接し方ができそうです。

 ・品質基準を共通化する具体的な方法を学びました。
  日本で作成する仕様書、海外で作成するソースコードの品質を基準に沿ってレビューしたいと思います。


オフショア大學
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受講内容
オフショア開発 次世代リーダー養成塾
   <全6回コース> 初回開催日: 2015年10月20日(火)

受講料(消費税・資料代込)
あなたの外国語能力
参考までにあなたの外国語能力の目安となる情報をご入力ください。資料準備に役立てます。(例:TOEIC点数 535、15年前からベトナム語を勉強、HSK3級、など)
当セミナーで扱って欲しいオフショア発注国や地域
(複数選択可)
中国 ベトナム インド ミャンマー フィリピン
国内ニアショア地域 その他
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ありがとうございます。
申込受付を終了しました。


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  お申し込み注意事項

 ・満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申込ください。
 ・受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、請求書を郵送いたします。
 ・受講日直前に、受講概要が記載された受講票をメールいたします。当日は、受講票を印刷して会場にお越しください。
 ・参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
  また、やむを得ず会場が変更になる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
 ・会場までの交通費や宿泊費は、受講される方の負担となります。
 ・講師の急病、天災その他の不可抗力、又はその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。
  この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。



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