■若手ITエンジニアが引き起こすオフショア開発のボトルネックとは?
■オフショア開発 次世代リーダー養成塾とは?
さらに、外国人と日本語でコミュニケーションする際に必要な特有なスキルも加えて体系的に学習できます。本講座を活用いただき、技術一辺倒だった若手社員がオフショア開発プロジェクトの成功に貢献する“次世代リーダー”に成長することを願います。
● オフショア開発 次世代リーダー養成塾 ― 研修概要
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オフショア大學 代表 幸地司
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一日目 |
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10月20日(火) |
・オフショアリング最新動向分析 ・品質および生産性の実態 ・オフショア開発の本質的な課題
中国に限定せず、アジア・オフショアの主要5カ国(ベトナム、インド、ミャンマー、フィリピン、中国)の最新事情を幅広く解説。現地のIT人材/ベンダーとつきあっていく上で、最低限知っておくべき商慣習や文化・風習を紹介します。それを理解した後、プロジェクト事例を元に、アジア・オフショアで成功するパターンと失敗するパターン、その根底にある日本のIT人材/ITベンダーの課題を解説します。
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二日目 |
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11月17日(火) |
・自動翻訳しやすく外国人に伝わりやすい日本語とは ・情報を過不足なく伝える短い文章術 ・第三者でも簡単に全体概要を把握できる文書作成技法 ・オフショア開発の場面別、文章力を鍛える演習 ・中学英語レベルでついていける Global English に基づく「英語的発想」の文章術 ITエンジニアに向けて、自動翻訳しやすく外国人に伝わりやすい日本語文章を書くための実践的技法を紹介します。さらに、行間が読めず、本音で会話しづらい外国人SEと心を通わせ、叱咤激励など微妙なニュアンスを醸し出せるようなビジネス文章術を分かりやすく解説します。たとえ、間接的な表現で書かれた文章であっても、当然ながら全て「自動翻訳されやすい」「外国人に伝わりやすい」ことが大前提です。 |
三日目 |
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12月15日(火) |
・異文化コミュニケーションの枠組み ・作業遅延や品質劣化が発生する状況を「見える化」する演習 ・国別の異文化理解 中国/ベトナム/インド/ミャンマー/フィリピン/その他 異文化コミュニケーションの状態を「見える化」し、作業遅延や品質劣化が発生する状況をいち早く発見する方法を学びます。 特に「なぜ、オフショア開発では同じ問題が繰り返し発生するのか?」に着目します。この講座は、一部の特別なグローバル人材だけではなく、日本国内で働く全てのITエンジニアに要求されるコミュニケーション能力の向上に役立ちます。 |
四日目 |
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1月13日(水) |
・曖昧さの発見 ・論理思考による状況の構造化 ・状況を「見える化」するための図解ライティング技法 ・定量データと定性データを扱う技法 問題解決力やPDCAをまわす仮説検証に必要な論理とデータ分析を扱う技法を習得します。オフショア開発で起こりやすい品質問題の分類と発生原因の追究に役立つ分析技法を学びます。さらに、上司やプロジェクトマネージャー対して、効果的に現場の状況をホウレンソウする技法を、事例演習を通して習得します。 |
五日目 |
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2月10日(水) |
・伝わる提案書・スライドづくり ・プレゼンテーションと質疑応答 ・相手を説得し行動を促す交渉術 言葉や文化の壁を超えて相手に価値をもたらす提案力とプレゼンテーション技法を習得します。自分の企画やアイデアを説明したい、オフショア側に規約・ガイドラインを守らせたい、利害関係者の理解を求めて行動を起こさせたい、そのための提案書・スライドを改めて見なおしてよりよく改善したい、などの要望に応えます。 |
六日目 |
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3月 8日(火) |
・ステークホルダーマネジメント ・マーケティング古典理論の解説 ・ケーススタディー題材を用いた討論と演習 オフショア開発で円滑に仕事を進めるには、データに基づく論理の積み重ねも重要ですが、それに加えて、市場環境や顧客心理を分析して効果的に人や組織を動かす要素も欠かせません。そこで、ITエンジニアが知っておくべき最低限のステークホルダーマネジメントやマーケティングに絞って、基本知識と活用事例を学びます。マーケティングが考慮されないステークホルダー対応は、相手にとって、いわば教科書の棒読みのようなつまらない内容であり、まず相手にされることはないでしょう。本講座は、普段接することの少ない目上の外国人キーパーソンと対話でも大いに役立ちます。 |
● 過去の受講者の声
・言葉や文化の違いについて、たくさんの事例がすぐに役立ちます。 |