グローバルソーシング時代の必須スキル体系
終了しました! ー 海外IT人材活用講座(2015年714日)
オフショア大學セミナー

本講座の特徴

・中国に特化したオフショア開発に必要なスキルや知識、ノウハウを体系的に習得
・日本最高峰の事例研究を用いて、請負開発だけではなく保守運用のオフショア成功ノウハウを紹介
・日経BP主催「アジア5カ国オフショア講座」(2015年3月実施)の詳細版、中国に特化して徹底分析
・最新の中国プラスワン戦略(China plus one strategy)の話題にも言及
・部長候補/課長/リーダー層の実務を想定。ブリッジSEに頼らずプロジェクトを成功させるポイントを解説

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クイズ:社長肝いりのベンダー選定だがブリッジSEが使えない

 
以下の事例を読んで、後の設問に答えなさい。

●ユーザー企業情報システム部門担当者からの相談より

今年の年明け、うちの社長が幹部会議にいきなり中国系の会社社長(本社=東京)を連れてきました。簡単に挨拶を交わした後、オフショア開発に関する一般的な注意点について講演してもらいました。講演最後には、自社のオフショア開発受託に関する実績紹介もありました。

あれから半年後、当社でも、初めて中国オフショア開発に挑戦することになりました。委託先は、半年前に突然現れた例の中国系企業です。

ところが、最近、この体制に疑問を感じています。 社長の肝いりでオフショア開発を始めたまではよかったのですが、いざ現地とのQ&A連絡がはじまると、在京の窓口企業から派遣されたオンサイトのブリッジSEがまるで機能しません。 私は、すぐに担当交替を要求したいのですが、現実にはなかなかそうもいきません。担当の即時入れ替えが難しいとなると、他にどのようなリカバリ策が考えられますか。

後から聞いた話ですが、うちの社長と在京の窓口中国系企業は、社外の交換会でたまたま知り合ったそうです。窓口企業と言いながら、実際には社内にオフショア開発の知見はほとんどなさそう。

ここで問題。間接オフショア開発でブリッジSEが役立たず。実務担当者は現地と直接交流したいが、社長肝いりのベンダー選定。さて、どうする?

(a) ブリッジSEを即時交替させる強行手段
(b) ブリッジSEは継続、日本人を緊急投入し現地に派遣
(c) 窓口企業を経由せず中国側と直接やり取りする
(d) 全てリセットして他の発注先を探す
(e) 現状維持

クイズの答えは後述します。
オフショア担当現場の視点から、組織横断的な推進スタッフの視点から、さらには、経営マネジメントの視点から、それぞれ状況を分析して回答を導きましょう。

 


全てのメンバーが言葉と文化の壁を超えるオフショア開発プロフェッショナルへ

このところアジア(ベトナム、インド、ミャンマー、フィリピン、中国など)のIT人材/ITベンダーを活用する機運が、改めて高まってきています。2015年1月、経産省では「IT人材ワーキンググループ」なる委員会が設置されました。そこでは、今後、必要とされるIT人材像、および人材の確保・育成の方向性等が検討されています。 NHKニュースでも「アジア各国でIT専攻の学生を対象に日本語学校留学や就職を斡旋する組織を設置検討」と報じられたので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。

最近は、円安人民元高や人件費高騰から「もはや中国オフショア開発を推進する意味がないのでは?」との声も伝え漏れてきます。

とはいえ、要件定義から開発・運用に至るソフトウェア製品サービスのライフサイクル全体のコストに着目すれば、やはり海外のIT人材/ITベンダーの活用は避けられません。 当然ながら、昨今の中国プラスワン戦略の流れに乗って、ベトナムとの新規取引を模索する会社も増えています。 ところが、高度な日本語コミュニケーションが要求される大規模なプロジェクトをオフショア開発に出そうと思えば、やはり中国が最有力候補地となってしまいます。

そこで本講座では、中国オフショア開発に焦点を絞って、IT人材の実情、人材マネジメントや外注管理の実践テクニック、品質管理や中長期の持続的改善に関する勘所を解説します。 教科書や語学教育だけでは学べない実務的な視点で構成されている本講座の受講をおすすめいたします。 是非、お早めにお申し込みください。

 
クイズの答え: 正解なし

極めて状況依存するため、どの選択肢を選んでも成否判定は困難だから。

相談者の役職や立場、目標設定の時間軸によっても選ぶべき選択肢は変わります。
例えば、5年以上先を見据える経営層の立場なら「(e) 現状維持」が正解かもしれません。 一方、将来が期待される新米のプロジェクトマネージャーなら、「(b) ブリッジSEは継続、日本人を緊急投入し現地に派遣」が正解かもしれません。なぜなら、新米PMの多くは短期的なプロジェクト目標の達成度合いで人事評価されるからです。特に、プロジェクトQCD目標のQ(品質)が絶対視される風土の職場だと、その傾向が強まります。

 


オフショア開発実践セミナー(中国編)概要

 2015年7月14日(火)9:30-17:30
 場所:オフショア大學 新横浜セミナールーム
 主催:オフショア大學(運営 アイコーチ株式会社)

 参加費
 ・一般参加 (¥54,000/名)
 ・オフショア開発実践セミナー受講者からの社内紹介 (¥43,200/名)
 ・日経BP主催のアジア5カ国オフショア講座受講者からの社内紹介 (¥43,200/名)

 ※消費税込・資料代込、受講料は受講開始前日までにお振り込み。
 ※経理都合による受講後のお振り込みにも対応します。お申し込みフォームでご指定ください。

講師プロフィール


  

オフショア大學 代表 幸地司

2003年、業界に先駆けオフショア開発に特化した研修コンサルティング会社=アイコーチ株式会社を設立。その後、オフショア大學”のブランド名で日本国内だけではなく中国・ベトナム・フィリピンの現場に入り込み活躍。実践的でわかりやすい事例研究が高い評価を得る。沖縄生まれ。九州大学大学院修了。

主な著書
 ・オフショア開発に失敗する方法(ソフト・リサーチ・センター)
 ・オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】【PM編】(技術評論社)、など。

オフショア大學教科書 オフショア大學教科書 オフショア大學教科書 書籍『SEの「品質」力』技術評論社

プログラム


2015/6/11


  オフショア最新事情とオフショア成功/失敗事例

まずは、中国に限定せず、アジア・オフショアの主要5カ国(ベトナム、インド、ミャンマー、フィリピン、中国)の最新事情を幅広く解説。現地のIT人材/ベンダーとつきあっていく上で、最低限知っておくべき商慣習や文化・風習を紹介。それを理解した後、プロジェクト事例を元に、アジア・オフショアで成功するパターンと失敗するパターン、その根底にある日本のIT人材/ITベンダーの課題を解説します。

・オフショアリング最新動向分析
・品質および生産性の実態
・オフショア開発の本質的な課題


  ミニケースで学ぶ中国オフショア開発の「それはないでしょ!」問題の回避策

オフショア開発を経験すると、多くの企業が「それはないでしょ!」と叫びたくなる問題に直面します。例えば、現地のIT人材に対して「要件が正しく伝わらない」、要件を伝えたとしても「言うことを聞かない(思い通りに行動しない)」、そして「本当の理由を言わない(言い訳ばかりする)」等はコミュニケーションに関する三大問題です。この背景には、国や地域ごとに異なる理由があります。本講座では、主に中国で発生しがちなミニケースを使って、中国オフショア開発の「それはないでしょ!」問題の回避策を解説します。

・現地のIT人材に対して「要件が正しく伝わらない」
・要件を伝えたとしても「言うことを聞かない(思い通りに行動しない)」
・「本当の理由を言わない(言い訳ばかりする)」
・その他

 オフショア大學セミナー


  中国オフショア開発の品質向上と持続的改善の勘所

オフショア開発の成功度を高めるポイントが品質管理です。とはいえ、日本型一辺倒のマネジメントスタイルではうまくいきません。一歩間違えれば、現場の反感をかうだけなく、改善に向けた取り組みさえも進まなくなります。ポイントは、相手国の気質を理解した上で、動機付けを与えたり、面子(メンツ)を維持させたり、あえて言い訳できるような導線を用意しておくことです。中国固有の文化や商習慣を踏まえて、オフショア開発における品質向上と持続的改善の勘所を解説します。

・再発防止策が形骸化する理由
・個人面子を潰さず根本原因分析
・日本人による海外現場指導の留意点


※中国オフショア開発で役立つ小話(出典:オフショア大學メルマガ)
単体テスト不具合発生の原因と対応
相手方を「中国人」と呼ぶのは何となく失礼?(Y/N)
中国人は金融系オフショア開発がお嫌い?
中国企業のリーダー配置



プログラム内容の変更

当日のプログラム内容は、上記記載された内容と若干異なる可能性があります。なぜなら、常に最新の情報や知見が盛り込まれるよう、担当講師が当日ぎりぎりまで創意工夫を続けているからです。どうぞご了承ください。

キャンセルポリシー

オフショア大學の各種イベントでは、講座当日でもキャンセルを100%受け付けます。代金を支払い済みであっても、振込手数料を除いた代金全額を返済します。理由は一切問いません。

過去の受講者の声

 ・言葉や文化の違いについて、たくさんの事例がすぐに役立ちます。
  プロジェクト体制の視点や解決アプローチが参考になりました。

 ・中国人SEは、相手の面子を「潰したくない」と思っていることに驚きました。
  これまで、中国人は、自分の体面を守るものばかりと思っていました。
  次回から、このような視点から、中国側の言動を観察してみようと思います。

 ・海外出張の際、仕様説明より「背景説明」が重要だとは気づきませんでした。
  背景説明により、意欲的に仕様検討が進められそうです。
  次はオフショア先を巻き込んで、講座で学んだ各課題を共有したいと思います。

 ・オフショア先のメンバーがどのような背景を持っていて、どのような考え方をするのか理解できました。
  これからは、先方の立場に応じた接し方ができそうです。

 ・品質基準を共通化する具体的な方法を学びました。
  日本で作成する仕様書、海外で作成するソースコードの品質を基準に沿ってレビューしたいと思います。


オフショア大學
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受講内容
オフショア開発実践セミナー 2015年7月14日(火)
【特典】第52回オフショア開発勉強会 同日18:20〜 にも無料参加

受講料(消費税・資料代込)
あなたの外国語能力
参考までにあなたの外国語能力の目安となる情報をご入力ください。資料準備に役立てます。(例:TOEIC点数 535、15年前からベトナム語を勉強、HSK3級、など)
当セミナーで扱って欲しいオフショア発注国や地域
(複数選択可)
中国 ベトナム インド ミャンマー フィリピン
国内ニアショア地域 その他
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 参考情報: 終了・第52回オフショア開発勉強会はこちらから

  お申し込み注意事項

 ・満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申込ください。
 ・受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、請求書を郵送いたします。
 ・受講日直前に、受講概要が記載された受講票をメールいたします。当日は、受講票を印刷して会場にお越しください。
 ・参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
  また、やむを得ず会場が変更になる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
 ・会場までの交通費や宿泊費は、受講される方の負担となります。
 ・講師の急病、天災その他の不可抗力、又はその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。
  この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。



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