セミナー主旨
introduction
「プロジェクトの調子はどうですか」「遅れは取り戻せるでしょうか」「上に報告しておきます」「再発防止策を来週までに作ってもらえますか」「今度、みなさんを集めて慰労会をしましょう」
これらはグローバル環境の開発・運用の現場で何気なく交わされている言葉ですが、皆さんなら英語(英文)にどのように翻訳しますか?
グローバル化の流れが加速している中で、多くのグローバル案件担当者が不安を抱えているスキルの一つが「英語」です。勉強を始めたものの長続きしない、という方もいらっしゃることでしょう。そうしたグローバル案件担当者向けに企画したのが本講座です。
ポイントは、シンプルな英語とシンプルな英文で「相手に伝わる」ことを重視した点です。
シンプルな英語とは、中学生レベルの英語を磨けばできる程度の英語です。そのためにはまず、シンプルな日本語を作ることが必要です。
シンプルな日本語・英語を心がければ、機械翻訳を使っても、「そこそこ誤解なく伝わる」英文を書くことができるようになります。英文ライティングなので発音やイントネーションに気を配る必要はありません。まさに英語コミュニケーション初心者にうってつけの方法です。
セミナー概要
seminar information
日時 | 2018年3月23日(金)09:30-16:30(開場9:00) |
---|---|
場所 | オフショア大學 新横浜セミナールーム(JR/ブルーライン 新横浜駅徒歩5分) 〒222-0033 横浜市港北区新横浜3-18-5 I's building 6階 ※申込者には地図を送付します |
主催 | オフショア大學(運営 アイコーチ株式会社) |
参加費 | ・一般参加 (¥54,000/名) ・オフショア大學セミナー受講者からの社内紹介 (¥43,200/名) ※消費税込・資料代込 ※受講料は受講開始前日までにお振り込みください。 ※経理都合による受講後のお振り込みにも対応します。別途ご相談ください。 |
備考 | 受講特典 ■PowerPointスライドに掲載された演習の解答集 ■現場でそのまま使える便利な英文パターン集 (当日会場にてお渡しいたします) |
プログラム
program
グローバル案件で通用する英文ライティングとは
- 「正しい」英語から「伝わる」英語へ
- ノンネイティブ会話を前提とする「シンプル」な英語を目指す
- シンプルな英語の基本原則
シンプルな英語はシンプルな日本語から
- 単語だけではなく文章全体を書く
- 目的・理由・欲しい結果・手段を書く
- 発信者と受信者の状態をよく考えて書く
適切な言葉(単語)の選び方
- 日本語と英語と一対一対応しないことに気づく
- 言葉が示す動きや意図をよく考える
- コロケーション辞典で別表現を探す
- 日本語から英語の動詞を導き出す
開発・運用で使える基本文例をマスター
- ビジネス英文メールのマナーと基本構造
- 質問・依頼する
- 依頼時の丁寧さの度合い
- 質問に答える
信頼関係を壊さない助言や苦言の伝え方
- 一言添えて語感を柔らかくする
- 命令文をより丁寧なお願い形式にする
- 言葉を「格上げ」する
- 後ろ向きな問題を前向きな表現に書き直す
- 謝罪する
まとめ、英文ライティングの自己学習法
- シンプルな英文ライティングの流れ
- 受講後も自立して英文スキルを向上させる方法
- プロが勧める参考文献・参考情報リスト
講師紹介
lecturers
主任講師:幸地 司 KOCHI Tsukasa
オフショア大學 代表
九州大学大学院修了。オフショア開発プロフェッショナル養成機関“オフショア大學”を主宰。業界に先駆け発表したグローバル技術者養成プログラムが評判を呼び、実践的でわかりやすいケーススタディが高い評価を得る。
主な著書に、オフショア開発に失敗する方法(ソフト・リサーチ・センター)、オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】【PM編】(技術評論社)共著など。
英語解説員:赤羽根 弥生 AKABANE Yayoi
オフショア大學認定 グローバル英語トレーニング講師
仏系日本法人、米国における日本語教師、社会人向けグローバル人材育成を営む民間私塾を経て、現在は文科省スーパーグローバルハイスクールアソシエイト認定校にてグローバル学習指導に従事。
日経BP主催講座、沖縄県産業振興公社主催講座、神奈川工科大学、野村総合研究所、TATA Consultancy Services Japan、大手都市銀行などで指導実績あり。
お申込み
application form