大人気講座のオフショア大學セミナー「管理者・スタッフ」編
終了しました ー 海外IT人材活用講座(2015年7月28日-29日 二日間コース)
オフショア大學セミナー

こんな方にお勧めです。

・中国だけではなく、ベトナム、インド、ミャンマー、フィリピンなどの最新動向を幅広く知りたい
・「事業推進」の観点からオフショア開発を成功に導くノウハウを知りたい
・外国人上司や外国人顧客の指揮下で動く機会があるが、うまく意思疎通する自信がない
・中国プラスワン戦略(China plus one strategy)に関する意思決定者、並びに、支援者
・グローバル人材育成カリキュラムの設計、運用、教育後の効果測定に関する知識やノウハウが必要
・注意!- 現場で活躍する技術者・プロジェクトマネージャー・ブリッジSE向けのハウツー講座ではありません

 → 終了・第52回オフショア開発勉強会はこちらから
 → 終了・技術者・マネージャー向け【中国編】講座
 → 終了・【ベトナム編】講座はこちらから
 → 終了・【インド・ミャンマー・フィリピン編】講座はこちらから


コスト削減と品質向上を加速、最強オフショア推進組織を創るには?

本講座では、短期指向/課題指向/不安定環境を前提としたオフショア開発の組織横断的マネジメントと人材活用の理論と実践を解説します。日本人/男性/正社員を前提としないグローバルチーム運営に役立つ内容です。

最近は、円安人民元高や人件費高騰から「もはや中国オフショア開発を推進する意味がないのでは?」との声も伝え漏れてきます。とはいえ、やはり海外のIT人材/ITベンダーの活用は避けられません。当然ながら、昨今の中国プラスワン戦略の流れに乗って、ベトナムとの新規取引を模索する会社も増えています。

ところが、高度な日本語コミュニケーションが要求される大規模なプロジェクトをオフショア開発に出そうと思えば、やはり中国が最有力候補地となってしまいます。 今後、私たちは、どのようにオフショア開発を戦略的に推進していくべきでしょうか?

そこで本講座では、部課長・PMO・グローバル推進・教育スタッフを対象に、グローバルチームの持続的改善と中国プラスワン戦略への対応について徹底的に分析します。これまで、オフショア大學で集中的に扱ってきた研修分野とは異なります。

従来は、主にプロジェクトマネジメント推進を強調していましたが、本講座では「事業推進」の観点からオフショア開発を成功に導くノウハウを紹介します。 従来は、主に外国人IT技術者を活用する点を強調していましたが、本講座では日本人が外国人幹部の指揮下で動く際の留意点にも言及します。 さらに、グローバル人材育成カリキュラムの設計、教育実施および評価の技法についても詳細解説します。

日本全国には、会社から突然命じられて渋々オフショア推進スタッフに任命された消極的なオフショア担当者が少なくありません。彼らも本講座の大切な対象者です。実際、最初は嫌々オフショア開発プロジェクトに参画させられたのに、いつの間にか “オフショア賛成派”に心変わりした者が大勢います。本講座を受講して、じっくりオフショア沈滞ムードの打破に取り組んでください。

是非、お早めにお申し込みください。

本講座の特徴
・プロジェクト管理ではなく部門長による「事業推進」の観点からオフショア開発を成功に導くノウハウを紹介
・外国人IT技術者の監視コントロールに加えて、日本人が外国人幹部の指揮下で動く際の留意点にも言及
・グローバル人材育成カリキュラムの設計、教育実施および評価の技法を詳細解説
・日経BP主催「アジア5カ国オフショア講座」(2015年3月実施)の続編で、組織長や組織横断スタッフに特化した内容
・中国プラスワン戦略(China plus one strategy)に関する意思決定をサポート


クイズ:オフショア発注量は一定で落ち着いている、今後の課題は?

 
以下は、オフショア大學受講生からの相談です。この相談を読んで、後の設問に答えなさい。

私の部署では、5年前から、中国沿岸部大都市の近郊でオフショア開発に取り組んでいます。委託先は、現地でもそこそこ規模の大きなオフショア専門会社です。 この会社は、人の入れ替えが少ないので気に入っています。以前取り引きのあった上海や大連のパートナーさんでは、せっかく育てたキーパーソンがいとも簡単にチームを離れる事態が相次ぎました。しかも、社内での引き継ぎは全くなされないまま。 現在はオフショア発注量も一定し、状況はかなり落ち着いていて、客観的にもオフショア開発は成功していると自負します。今後のさらなる発展にむけて、私の部署で取り組むべき課題は何でしょうか?

クイズの答えはこのページの末尾に記載。
部課長、組織横断スタッフの視点から、さらに経営の視点から、それぞれ状況を分析して回答を導きましょう。

 


グローバルチームの持続的改善と中国プラスワン戦略への対応 ー 研修概要

 日時:一日目:2015年7月28日(火)10:00-17:30
     二日目:2015年7月29日(水)09:30-12:30
 場所:オフショア大學 新横浜セミナールーム
 主催:オフショア大學(運営 アイコーチ株式会社)

 参加費
 ・一般参加 一名  (¥97,200/名)
 ・一般参加 二名同時(¥86,400/名)
 ・一般参加 三名同時(¥75,600/名)
 ・オフショア開発実践セミナー受講者からの社内紹介 (¥64,800/名)
 ・日経BP主催のアジア5カ国オフショア講座受講者からの社内紹介 (¥64,800/名)

 ※消費税込・資料代込、受講料は受講開始前日までにお振り込み。
 ※経理都合による受講後のお振り込みにも対応します。お申し込みフォームでご指定ください。

講師プロフィール


  

オフショア大學 代表 幸地司

2003年、業界に先駆けオフショア開発に特化した研修コンサルティング会社=アイコーチ株式会社を設立。その後、オフショア大學”のブランド名で日本国内だけではなく中国・ベトナム・フィリピンの現場に入り込み活躍。実践的でわかりやすい事例研究が高い評価を得る。沖縄生まれ。九州大学大学院修了。

主な著書
 ・オフショア開発に失敗する方法(ソフト・リサーチ・センター)
 ・オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】【PM編】(技術評論社)、など。

オフショア大學教科書 オフショア大學教科書 オフショア大學教科書 書籍『SEの「品質」力』技術評論社

プログラム


2015/7/28
-
2015/7/29


  オフショア最新事情と成功要因分析

オフショア開発が抱える本質的な課題から出発して、オフショア事業の成功要因を4つ導き出し、これらを成功の方程式として表現します。第一の成功要因は一定規模の継続発注、第二の成功要因は標準化、第三の成功要因はトップダウンアプローチ、そして、第四の成功要因は国際化対応です。さらに、各成功要因を生み出す4つの牽引力をそれぞれ「推進力」「計測とコントロール」「グローバルソーシング戦略構築力」「人材育成」と定義します。本講座では、4つの牽引力を生み出 すために必要な知識やスキルを、二日間を通して詳しく解説します。

・オフショアリング最新動向分析
・品質および生産性の実態
・オフショア開発の本質的な課題
・オフショア事業成功の方程式
・オフショア事業成功の牽引力


  組織のグローバル標準化と持続的改善

オフショア開発プロジェクトを組織横断的な立場から支援するPMO/グローバル推進スタッフの立場から、標準化と持続的改善を扱います。オフショア開発成功の牽引力「計測とコントロール」を生み出すために必要な知識やスキルに相当します。はじめに、オフショア委託先へのノウハウ移転やガイドライン運用など、日本企業の強みを海外オフショア拠点に移植する試みを説明します。後半は、日本式でもなく外国式でもない第三の新しい組織文化を醸成するための各種取り組みを列挙します。最後に、プロジェクトの定量評価と定性評価を例示します。

・ノウハウ移転
・ガイドライン
・企業文化の醸成
・プロジェクト評価
・保守運用の海外委託に関する課題
・アジャイル開発の海外委託に関する課題


  グローバルソーシング戦略

経営的な視点から、グローバルソーシング推進の意思決定に役立つ検討事項を俯瞰的に眺めます。オフショア開発成功の牽引力「グローバルソーシング戦略構築力」を生み出すために必要な知識やスキルに相当します。まず、グローバルソーシング戦略が機能するための条件を整理して、日本が誇るものづくりを育んだ社会風土と国際水平分業を実現するアウトソーシング戦略の不適合を理解します。次いで、コスト削減のオフショア開発から企業変革のアウトソー シングに転換するための意思決定の課題を認識します。

・中国プラスワン戦略の本質と課題
・アウトソーシング概論
・意思決定(1)ー オフショア発注
・意思決定(2)ー オフショアPMO設置


  出張者支援と駐在員問題

異文化コミュニケーションの知識技法を踏まえながら、出張者支援と駐在員問題について考察します。

・日本人の海外出張支援
・外国人の日本出張支援
・ブリッジSE配置
・駐在員配置


  グローバル人材育成カリキュラムの設計、教育実施および評価

最後に第5部「企業内人材育成」では、人材育成に責任を持つ経営者、人事、オフ ショアPMO、そしてプロジェクトマネージャの立場から、グローバルソーシング時 代に活躍するオフショア開発プロフェッショナル人材を育成するためのキャリア開 発、動機づけ施策、異文化適応研修プログラムの企画実施を含む一連の企業内人材育 成の取り組みを論じます。オフショア開発成功の牽引力「人材育成」を生み出すため に必要な知識やスキルに相当します。はじめに、人材マネジメントの変革を予見する 理由を考察して、組織に応じた最適な報酬を組み合わせる枠組みを検討します。後半 は、オフショア従事者のキャリア開発と効果的な異文化適応研修プログラムの企画と 実施の留意点に開設します。

・人材マネジメント概論
・目標設定と評価アセスメント
・オフショア利害関係者の動機づけ
・グローバルソーシング組織のキャリア開発
・異文化適応研修の企画と実施
・海外オフショア子会社/ラボ契約における人材育成


※オフショア開発で役立つ小話(出典:オフショア大學メルマガ)
中国人は金融系オフショア開発がお嫌い?
中国企業のリーダー配置


  オフショア開発推進に役立つアジア地域分析

中国に限定せず、アジア・オフショアの主要5カ国(ベトナム、インド、ミャンマー、フィリピン、中国)の国民文化ならびに言語特徴について幅広く解説。現地のIT人材/ベンダーとつきあっていく上で、最低限知っておくべき商慣習や文化・風習を紹介。それを理解した後、プロジェクト事例を元に、アジア・オフショアで成功するパターンと失敗するパターンを解説します。

・中国
・ベトナム
・インド
・ミャンマー
・フィリピン
・国内ニアショア地域



プログラム内容の変更

当日のプログラム内容は、上記記載された内容と若干異なる可能性があります。なぜなら、常に最新の情報や知見が盛り込まれるよう、担当講師が当日ぎりぎりまで創意工夫を続けているからです。どうぞご了承ください。

キャンセルポリシー

オフショア大學の各種イベントでは、講座当日でもキャンセルを100%受け付けます。代金を支払い済みであっても、振込手数料を除いた代金全額を返済します。理由は一切問いません。

過去の受講者の声

 ・言葉や文化の違いについて、たくさんの事例がすぐに役立ちます。
  プロジェクト体制の視点や解決アプローチが参考になりました。

 ・中国人SEは、相手の面子を「潰したくない」と思っていることに驚きました。
  これまで、中国人は、自分の体面を守るものばかりと思っていました。
  次回から、このような視点から、中国側の言動を観察してみようと思います。

 ・海外出張の際、仕様説明より「背景説明」が重要だとは気づきませんでした。
  背景説明により、意欲的に仕様検討が進められそうです。
  次はオフショア先を巻き込んで、講座で学んだ各課題を共有したいと思います。

 ・オフショア先のメンバーがどのような背景を持っていて、どのような考え方をするのか理解できました。
  これからは、先方の立場に応じた接し方ができそうです。

 ・品質基準を共通化する具体的な方法を学びました。
  日本で作成する仕様書、海外で作成するソースコードの品質を基準に沿ってレビューしたいと思います。


オフショア大學
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オフショア開発実務者 ブリッジSE その他
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受講内容
オフショア開発実践セミナー 2015年7月28日(火)-29日(水)
  ※参考情報: 実務者向けノウハウ講座(中国編) 2015年7月14日(火)

受講料(消費税・資料代込)
あなたの外国語能力
参考までにあなたの外国語能力の目安となる情報をご入力ください。資料準備に役立てます。(例:TOEIC点数 535、15年前からベトナム語を勉強、HSK3級、など)
当セミナーで扱って欲しいオフショア発注国や地域
(複数選択可)
中国 ベトナム インド ミャンマー フィリピン
国内ニアショア地域 その他
ご意見・ご要望

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お申込みメールアドレスが間違っている可能性があります。
くれぐれもご注意ください。


ありがとうございます。
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  お申し込み注意事項

 ・満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申込ください。
 ・受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、請求書を郵送いたします。
 ・受講日直前に、受講概要が記載された受講票をメールいたします。当日は、受講票を印刷して会場にお越しください。
 ・参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
  また、やむを得ず会場が変更になる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
 ・会場までの交通費や宿泊費は、受講される方の負担となります。
 ・講師の急病、天災その他の不可抗力、又はその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。
  この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。


オフショア大學事務局


 
クイズの答え: 規模拡大が当面の課題です。

なぜなら、現状維持が続くと、中国側キーパーソンに「今のお客様は発展見込みなし」と見切られる恐れがあるからです。中国人リーダーにとって、現状維持=「成長機会なし」だと肝に銘じましょう。

次に、規模拡大による弊害にも対策しておかなくてはいけません。オフショア先で働く一般的な外国人リーダーにとって、「手を動かさず口だけ動かす」ような状態が理想だからです。 今後、オフショア発注量が増えて、プロジェクトチームの規模が拡大すれば、委託先のリーダーは確実に「現場で手を動かす仕事」を部下に任せて、自分は人と金および人脈の管理に集中するようになるでしょう。

最後に追加のクイズです。
オフショア先で働く一般的な外国人リーダーにとって、なぜ「手を動かさず口だけ動かす」ような状態が理想なのでしょうか。国や地域別に、従業員の「働く目的」の違い、離職理由の違い、理想の上司像の違いなどを考慮して答えなさい。

参考:アジアで1,200名を対象とした上司のマネジメントの特徴に関する意識調査「アジア4カ国の上司像と働き方に関する調査 2012」のオフショア大學版解説をご参照ください。