2015/6/11 |
技術者のための、英語に翻訳しやすく外国人に伝わりやすい日本語
(Global English に基づく効果的な外国人技術者とのコミュニケーション)
まず、英語教育や同時通訳の現場で語られる「英訳しやすい日本語」と「英語しづらい日本語」の違いを具体的に紹介します。補足説明として、オフショア開発の現場で実際に使われる和文英訳では表現できない微妙なニュアンスを醸し出す英語表現を紹介します。語学学習そのものが目的ではなく、英語を通じてオフショア開発の根幹をなす異文化コミュニケーションの知識と技法を習得します。
一連の知識と技法を身につけることで、外国人ブリッジSEに伝わりやすい「日本語」の使い方が格段に上達します。例えば、普段は日本語のみで会話される中国orベトナムオフショア開発で、誤解を招きやすい言動や態度を修正するポイントが理解できます。
・場面別に学ぶ Global English の演習
(婉曲的な依頼や問題指摘・クレーム、文字による非公式連絡)
・国や地域別の考察(インド/フィリピン/ミャンマー/中国/ベトナム)
・従来の英語学習法でよくある間違いと効果的な Global English 自習法
オフショア品質向上の取り組み
オフショア開発最大の懸念事項である品質課題を解決する手法を学習します。起こりやすい品質問題の分類と発生原因の追究、効果的な対策を、事例を用いて解説します。本項目の学習によって、オフショア開発における手戻りを減らし、オフショア側チームを強力な部隊として活用するようになることを狙います。
講義では、常に中国やベトナムと比較しながら、共通点や相違点を論じます。そして、英語コミュニケーション固有の課題、国や地域により異なる個別課題についてもその都度言及します。
・「管理=コントロール」の弊害
・予実績乖離分析の欠落
・根本原因分析=面子が潰れる
技術屋のための異文化理解と事例学習
異文化コミュニケーションの失敗状態を「見える化」し、手戻りや品質劣化の根本原因を探る方法を学んでいただきます。 特に「なぜ、オフショア開発では同じ問題が繰り返し発生するのか?」に着目して分析します。一部の海外赴任者だけではなく、日本国内で働く全てのプロジェクトメンバーに要求されるも、柔軟な異文化コミュニケーション能力を向上させる知識を、実体験にも届く事例学習を通して習得します。
・異文化コミュニケーションの枠組み
・国別の異文化理解 インド編
・国別の異文化理解 ミャンマー編
・国別の異文化理解 フィリピン編
・最新の中国プラスワン戦略(China plus one strategy)と海外現地の動向
・事例学習
※インド・ミャンマー・フィリピン・英語活用に関する小話(出典:オフショア大學メルマガ)
・進捗報告で誤解を招くインド英語の時制・態・相
・インドオフショア開発まとめ
・日本都合による緊急事態にミャンマー人は残業対応するか
・キリスト教徒に「お客様は神様」を説明する技法
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プログラム内容の変更
当日のプログラム内容は、上記記載された内容と若干異なる可能性があります。なぜなら、常に最新の情報や知見が盛り込まれるよう、担当講師が当日ぎりぎりまで創意工夫を続けているからです。どうぞご了承ください。
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