【終了しました】海外IT人材活用講座(2015年6月11日)
言葉と文化の違いを克服するコツを学び、
コミュニケーション不通やバグ発生の根本原因を潰す
オフショア開発実践セミナー
インド・ミャンマー・フィリピン編

本講座の特徴

・英語コミュニケーションを前提とするインド・ミャンマー・フィリピンとのオフショア開発を想定
・業界屈指の知見に基づく英語に翻訳しやすく外国人に伝わりやすい日本語ドキュメント作成の技法を伝授
・当講義は全て日本語で行われます。英語力は問われません。あなたの英語力が試されることはありません
・英語学習そのものを目的とした内容は含まれません
・TOEICスコア 350-595、英語に苦手意識を持つ部長候補/課長/リーダー層を想定
・英語話者との電話会議などオフショア実務に役立つスキルや知識、ノウハウを体系的に習得

 → 【ベトナム編】講座はこちらから
 → 【中国編】講座はこちらから

クイズ:相手の同意を確認して、さっさと会議を終了させたい

 
以下の事例を読んで、後の設問に答えなさい。

海外オフショア委託先とのテレビ会議で、ある重要な検討事項を扱っています。まず、日本側から説明し、次いで、オフショア委託先からいくつか質問がなされました。ひと通りの質疑応答が終わった後、日本側が「以上でよろしいでしょうか?」と日本語で問いかけました。

すると、オフショア委託先の責任者が深いため息をつきながら、英語で何かを告げました。 日本側は、重要事項の「同意」を確認して、手早く会議を終了したい心理状態だと仮定します。

もっとも日本側が誤解しやすい危険な表現を、選択肢から1つ選びなさい。

  (a) We are fine.
  (b) I understand.
  (c) It sounds good.
  (d) I'm afraid …

クイズの答えは後述します。

 


全てのメンバーが言葉と文化の壁を超えるオフショア開発プロフェッショナルへ

このところアジア(ベトナム、インド、ミャンマー、フィリピン、中国など)のIT人材/ITベンダーを活用する機運が、改めて高まってきています。2015年1月、経産省では「IT人材ワーキンググループ」なる委員会が設置されました。そこでは、今後、必要とされるIT人材像、および人材の確保・育成の方向性等が検討されています。 NHKニュースでも「アジア各国でIT専攻の学生を対象に日本語学校留学や就職を斡旋する組織を設置検討」と報じられたので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。

最近は、円安や人件費高騰から「もはや海外オフショア開発を推進する意味がないのでは?」との声も伝え漏れてきます。 とはいえ、要件定義から開発・運用に至るソフトウェア製品サービスのライフサイクル全体のコストに着目すれば、やはりアジアIT人材/ITベンダーの活用は避けられません。

さらに、請負開発だけでなく、ITベンダー経由でアジアIT人材を受け入れて運用・保守業務を任せる、アジア法人のプロジェクトを任せるために外国人をオンサイトで活用する、などは、従来の「日本人による日本的商慣習」によるプロジェクトマネジメントを急速に成熟させる効果があることがわかっています。

そこで本講座では、英語コミュニケーションを前提とするオフショア開発に焦点を絞って、IT人材の実情、人材マネジメントや外注管理の実践テクニック、品質管理や中長期の持続的改善に関する勘所を解説します。主な対象国は「インド」「ミャンマー」「フィリピン」です。もちろん、ベトナムや中国、その他地域で英語コミュニケーションされる方も本講座の対象となります。

教科書や語学教育だけでは学べない実務的な視点で構成されている本講座の受講をおすすめいたします。 是非、お早めにお申し込みください。

 
クイズの答え: (b)  

同意/不同意に関しては全く判断できないから。
興味ある人は、次の追加問題に挑戦してみよう。学校英語とビジネス英語の乖離に驚かされるはずです。

【追加問題】 英語 maybe(たぶん、もしかしたら) の確からしさを%で定義しなさい。

 


オフショア開発実践セミナー(インド・ミャンマー・フィリピン編)概要

 2015年6月11日(木)9:30-17:30
 場所:オフショア大學 新横浜セミナールーム
 主催:オフショア大學(運営 アイコーチ株式会社)

 参加費
 ・一般参加 (¥54,000/名)
 ・オフショア開発実践セミナー受講者からの社内紹介 (¥43,200/名)
 ・日経BP主催のアジア5カ国オフショア講座受講者からの社内紹介 (¥43,200/名)

 ※消費税込・資料代込、受講料は受講開始前日までにお振り込み。
 ※経理都合による受講後のお振り込みにも対応します。お申し込みフォームでご指定ください。

講師プロフィール(2名体制)


  

主任講師
オフショア大學 代表 幸地司

2003年、業界に先駆けオフショア開発に特化した研修コンサルティング会社=アイコーチ株式会社を設立。その後、オフショア大學”のブランド名で日本国内だけではなく中国・ベトナム・フィリピンの現場に入り込み活躍。実践的でわかりやすい事例研究が高い評価を得る。沖縄生まれ。九州大学大学院修了。

主な著書
 ・オフショア開発に失敗する方法(ソフト・リサーチ・センター)
 ・オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】【PM編】(技術評論社)、など。

オフショア大學教科書 オフショア大學教科書 オフショア大學教科書 書籍『SEの「品質」力』技術評論社



  


ゲスト解説員
オフショア大學 認定講師(日本人/Intercultural Literacy分野)

仏系企業(東京)・日本語教師(米国)・民間の人材育成私塾等で英語コミュニケーションを主体に社会人向けグローバル人材育成に従事。米国大学への進学を目指す全寮制中高校生への学習指導歴7年。インド・カルカッタのマザーテレサ協会にてボランティア活動、その他、中東・アフリカ・旧ソ連を含む20数カ国訪問経験あり。2013年より、オフショア大學認定講師として、オフショア開発実務者向けグローバル英語トレーニング講座を担当。

プログラム


2015/6/11


  技術者のための、英語に翻訳しやすく外国人に伝わりやすい日本語
  (Global English に基づく効果的な外国人技術者とのコミュニケーション)

まず、英語教育や同時通訳の現場で語られる「英訳しやすい日本語」と「英語しづらい日本語」の違いを具体的に紹介します。補足説明として、オフショア開発の現場で実際に使われる和文英訳では表現できない微妙なニュアンスを醸し出す英語表現を紹介します。語学学習そのものが目的ではなく、英語を通じてオフショア開発の根幹をなす異文化コミュニケーションの知識と技法を習得します。

一連の知識と技法を身につけることで、外国人ブリッジSEに伝わりやすい「日本語」の使い方が格段に上達します。例えば、普段は日本語のみで会話される中国orベトナムオフショア開発で、誤解を招きやすい言動や態度を修正するポイントが理解できます。

・場面別に学ぶ Global English の演習
 (婉曲的な依頼や問題指摘・クレーム、文字による非公式連絡)
・国や地域別の考察(インド/フィリピン/ミャンマー/中国/ベトナム)
・従来の英語学習法でよくある間違いと効果的な Global English 自習法


  オフショア品質向上の取り組み

オフショア開発最大の懸念事項である品質課題を解決する手法を学習します。起こりやすい品質問題の分類と発生原因の追究、効果的な対策を、事例を用いて解説します。本項目の学習によって、オフショア開発における手戻りを減らし、オフショア側チームを強力な部隊として活用するようになることを狙います。

講義では、常に中国やベトナムと比較しながら、共通点や相違点を論じます。そして、英語コミュニケーション固有の課題、国や地域により異なる個別課題についてもその都度言及します。

・「管理=コントロール」の弊害
・予実績乖離分析の欠落
・根本原因分析=面子が潰れる


  技術屋のための異文化理解と事例学習

異文化コミュニケーションの失敗状態を「見える化」し、手戻りや品質劣化の根本原因を探る方法を学んでいただきます。 特に「なぜ、オフショア開発では同じ問題が繰り返し発生するのか?」に着目して分析します。一部の海外赴任者だけではなく、日本国内で働く全てのプロジェクトメンバーに要求されるも、柔軟な異文化コミュニケーション能力を向上させる知識を、実体験にも届く事例学習を通して習得します。

・異文化コミュニケーションの枠組み
・国別の異文化理解 インド編
・国別の異文化理解 ミャンマー編
・国別の異文化理解 フィリピン編
・最新の中国プラスワン戦略(China plus one strategy)と海外現地の動向
・事例学習

※インド・ミャンマー・フィリピン・英語活用に関する小話(出典:オフショア大學メルマガ)
進捗報告で誤解を招くインド英語の時制・態・相
インドオフショア開発まとめ
日本都合による緊急事態にミャンマー人は残業対応するか
キリスト教徒に「お客様は神様」を説明する技法



プログラム内容の変更

当日のプログラム内容は、上記記載された内容と若干異なる可能性があります。なぜなら、常に最新の情報や知見が盛り込まれるよう、担当講師が当日ぎりぎりまで創意工夫を続けているからです。どうぞご了承ください。

キャンセルポリシー

オフショア大學の各種イベントでは、講座当日でもキャンセルを100%受け付けます。代金を支払い済みであっても、振込手数料を除いた代金全額を返済します。理由は一切問いません。

過去の受講者の声

 ・言葉や文化の違いについて、たくさんの事例がすぐに役立ちます。
  プロジェクト体制の視点や解決アプローチが参考になりました。

 ・中国人SEは、相手の面子を「潰したくない」と思っていることに驚きました。
  これまで、中国人は、自分の体面を守るものばかりと思っていました。
  次回から、このような視点から、中国側の言動を観察してみようと思います。

 ・海外出張の際、仕様説明より「背景説明」が重要だとは気づきませんでした。
  背景説明により、意欲的に仕様検討が進められそうです。
  次はオフショア先を巻き込んで、講座で学んだ各課題を共有したいと思います。

 ・オフショア先のメンバーがどのような背景を持っていて、どのような考え方をするのか理解できました。
  これからは、先方の立場に応じた接し方ができそうです。

 ・品質基準を共通化する具体的な方法を学びました。
  日本で作成する仕様書、海外で作成するソースコードの品質を基準に沿ってレビューしたいと思います。


オフショア大學
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受講内容
オフショア開発実践セミナー 2015年6月11日(木)

受講料(消費税・資料代込)
あなたの外国語能力
参考までにあなたの外国語能力の目安となる情報をご入力ください。資料準備に役立てます。(例:TOEIC点数 535、15年前からベトナム語を勉強、HSK3級、など)
当セミナーで扱って欲しいオフショア発注国や地域
(複数選択可)
中国 ベトナム インド ミャンマー フィリピン
国内ニアショア地域 その他
ご意見・ご要望

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くれぐれもご注意ください。


ありがとうございます。
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  お申し込み注意事項

 ・満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申込ください。
 ・受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、請求書を郵送いたします。
 ・受講日直前に、受講概要が記載された受講票をメールいたします。当日は、受講票を印刷して会場にお越しください。
 ・参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
  また、やむを得ず会場が変更になる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
 ・会場までの交通費や宿泊費は、受講される方の負担となります。
 ・講師の急病、天災その他の不可抗力、又はその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。
  この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。