【受付中】海外IT人材活用講座(2015年5月19日)
言葉と文化の違いを克服するコツを学び、
コミュニケーション不通やバグ発生の根本原因を潰す
オフショア開発実践セミナー
ベトナム編

本講座の特徴

・ベトナムに特化したオフショア開発に必要なスキルや知識、ノウハウを体系的に習得
・机上の空論ではない実務家による体験談(2015年3月ベトナム最大手F社でのブリッジSE研修の様子も紹介)
・ベトナム固有のコーディネータ活用(IT音痴の日越通訳)を前提としたプロジェクト運営のポイントを解説
・事業を推進する部長候補/課長/リーダー層の実務を想定
・最新の中国プラスワン戦略(China plus one strategy)の話題にも言及

 → 【インド・ミャンマー・フィリピン編】講座はこちらから
 → 【中国編】講座はこちらから


クイズ:なぜ「データ更新」しなかったのか?


 日本向けオフショア開発分野で経験豊富な海外Software企業とのプロジェクト進捗会議より。

  日本「計画されていた先週の結合試験はどうでしたか?」
  海外「データを更新しませんでした」
  日本「なぜですか! データを更新しないと試験できないのでは?」
  海外「(言い訳が並ぶ)」

 なぜ、海外オフショア先の担当者は、いきなり「データを更新しませんでした」と発言したのでしょうか。
 最もよくある理由を選択肢から1つ選びなさい。

 (a) データ更新せずとも結合試験は実施できると誤解したから
 (b) 「データ更新できなかった」と弁明したかったのを誤訳したから
 (c) 外国人SEは、困難にぶち当たるとすぐに諦めてしまうから
 (d) 残業を強要されたので、憤慨して作業放棄したから

 クイズの答えは後述します。



全てのメンバーが言葉と文化の壁を超えるオフショア開発プロフェッショナルへ

このところアジア(ベトナム、インド、ミャンマー、フィリピン、中国など)のIT人材/ITベンダーを活用する機運が、改めて高まってきています。2015年1月、経産省では「IT人材ワーキンググループ」なる委員会が設置されました。そこでは、今後、必要とされるIT人材像、および人材の確保・育成の方向性等が検討されています。 NHKニュースでも「アジア各国でIT専攻の学生を対象に日本語学校留学や就職を斡旋する組織を設置検討」と報じられたので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。

最近は、円安や人件費高騰から「もはや海外オフショア開発を推進する意味がないのでは?」との声も伝え漏れてきます。 とはいえ、要件定義から開発・運用に至るソフトウェア製品サービスのライフサイクル全体のコストに着目すれば、やはりアジアIT人材/ITベンダーの活用は避けられません。

さらに、請負開発だけでなく、ITベンダー経由でアジアIT人材を受け入れて運用・保守業務を任せる、アジア法人のプロジェクトを任せるために外国人をオンサイトで活用する、などは、従来の「日本人による日本的商慣習」によるプロジェクトマネジメントを急速に成熟させる効果があることがわかっています。

そこで本講座では、ベトナムに焦点を絞って、IT人材の実情、人材マネジメントや外注管理の実践テクニック、品質管理や中長期の持続的改善に関する勘所を解説します。 教科書や語学教育だけでは学べない実務的な視点で構成されている本講座の受講をおすすめいたします。 是非、お早めにお申し込みください。

 
クイズの答え: (b)  

日本語が堪能なブリッジSEであっても、意外に完了表現を間違うことが多いから。特に、日本語とベトナム語は時制や相(aspect)の表現が異なるため、日本人に対して「完了/未完了/着手済/未着手」を厳密に区別する報告・連絡・相談を苦手とする傾向がある。 ※中国語文法も同様な特徴あり

 


オフショア開発実践セミナー(ベトナム編)概要

 2015年5月19日(火)9:30-17:30

 場所:オフショア大學 新横浜セミナールーム
 主催:オフショア大學(運営 アイコーチ株式会社)

 参加費
 ・一般参加 (¥54,000/名)
 ・オフショア開発実践セミナー受講者からの社内紹介 (¥43,200/名)
 ・日経BP主催のアジア5カ国オフショア講座受講者からの社内紹介 (¥43,200/名)

 ※消費税込・資料代込、受講料は受講開始前日までにお振り込み。
 ※経理都合による受講後のお振り込みにも対応します。お申し込みフォームでご指定ください。

講師プロフィール


  

オフショア大學 代表 幸地司

2003年、業界に先駆けオフショア開発に特化した研修コンサルティング会社=アイコーチ株式会社を設立。その後、オフショア大學”のブランド名で日本国内だけではなく中国・ベトナム・フィリピンの現場に入り込み活躍。実践的でわかりやすい事例研究が高い評価を得る。沖縄生まれ。九州大学大学院修了。

主な著書
 ・オフショア開発に失敗する方法(ソフト・リサーチ・センター)
 ・オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】【PM編】(技術評論社)、など。

オフショア大學教科書 オフショア大學教科書 オフショア大學教科書 書籍『SEの「品質」力』技術評論社

プログラム


2015/5/19


  ベトナム人技術者に向けた文書作成とQ&A連絡の技法

互いに顔が見えにくい分散環境という厳しい条件を踏まえた上で、外国人技術者に伝わる文書作成の技法、仕様や標準プロセスの伝達の技法を学習します。

・短い文章術(解説+豊富な事例紹介)
・文書全体の構成技法
・電話会議とTV会議の留意点
・対面による作業指示の留意点


  オフショア品質向上の取り組み

オフショア開発最大の懸念事項である品質課題を解決する手法を学習します。起こりやすい品質問題の分類と発生原因の追究、効果的な対策を、事例を用いて解説します。本項目の学習によって、オフショア開発における手戻りを減らし、オフショア側チームを強力な部隊として活用するようになることを狙います。

・「管理=コントロール」の弊害
・予実績乖離分析の欠落
・根本原因分析=面子が潰れる


  技術屋のための異文化理解と事例学習

異文化コミュニケーションの失敗状態を「見える化」し、手戻りや品質劣化の根本原因を探る方法を学んでいただきます。 特に「なぜ、オフショア開発では同じ問題が繰り返し発生するのか?」に着目して分析します。一部の海外赴任者だけではなく、日本国内で働く全てのプロジェクトメンバーに要求されるも、柔軟な異文化コミュニケーション能力を向上させる知識を、実体験にも届く事例学習を通して習得します。

・異文化コミュニケーションの枠組み
・ベトナム文化理解(中国との比較分析)
・最新の中国プラスワン戦略(China plus one strategy)とベトナム側の動き
・事例学習

※ベトナム活用に役立つ小話(出典:オフショア大學メルマガ)
短期出張の外国人技術者は通勤地獄に耐えられるか?
完成品以外は出さない技術者魂を持ったベトナム人
ベトナム人は「勤勉」だが「努力」は苦手
日本側は努力するのに海外勢は受け身、不公平では?



プログラム内容の変更

当日のプログラム内容は、上記記載された内容と若干異なる可能性があります。なぜなら、常に最新の情報や知見が盛り込まれるよう、担当講師が当日ぎりぎりまで創意工夫を続けているからです。どうぞご了承ください。

キャンセルポリシー

オフショア大學の各種イベントでは、講座当日でもキャンセルを100%受け付けます。代金を支払い済みであっても、振込手数料を除いた代金全額を返済します。理由は一切問いません。

過去の受講者の声

 ・言葉や文化の違いについて、たくさんの事例がすぐに役立ちます。
  プロジェクト体制の視点や解決アプローチが参考になりました。

 ・中国人SEは、相手の面子を「潰したくない」と思っていることに驚きました。
  これまで、中国人は、自分の体面を守るものばかりと思っていました。
  次回から、このような視点から、中国側の言動を観察してみようと思います。

 ・海外出張の際、仕様説明より「背景説明」が重要だとは気づきませんでした。
  背景説明により、意欲的に仕様検討が進められそうです。
  次はオフショア先を巻き込んで、講座で学んだ各課題を共有したいと思います。

 ・オフショア先のメンバーがどのような背景を持っていて、どのような考え方をするのか理解できました。
  これからは、先方の立場に応じた接し方ができそうです。

 ・品質基準を共通化する具体的な方法を学びました。
  日本で作成する仕様書、海外で作成するソースコードの品質を基準に沿ってレビューしたいと思います。


オフショア大學
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受講内容
オフショア開発実践セミナー【ベトナム編】 2015年5月19日(火)

受講料(消費税・資料代込)
あなたの外国語能力
参考までにあなたの外国語能力の目安となる情報をご入力ください。資料準備に役立てます。(例:TOEIC点数 535、15年前からベトナム語を勉強、HSK3級、など)
当セミナーで扱って欲しいオフショア発注国や地域
(複数選択可)
中国 ベトナム インド ミャンマー フィリピン
国内ニアショア地域 その他
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くれぐれもご注意ください。




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  お申し込み注意事項

 ・満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申込ください。
 ・受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、請求書を郵送いたします。
 ・受講日直前に、受講概要が記載された受講票をメールいたします。当日は、受講票を印刷して会場にお越しください。
 ・参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
  また、やむを得ず会場が変更になる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
 ・会場までの交通費や宿泊費は、受講される方の負担となります。
 ・講師の急病、天災その他の不可抗力、又はその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。
  この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。